私たちが日常でよく耳にする果物の名前に、レモンがあると思います。そのレモンとは、一体どういうものかを説明させて頂きます。
レモンは柑橘類の1つで、ミカン科・ミカン属の常緑低木または果実のことを言います。レモンの別名をクエンと言い、酸味成分であるクエン酸は、ここから来ていると言われています。また、香酸柑橘(こうさんかんきつ)と呼ばれる非常に酸味が強く、生食に向かない柑橘類の代表格でもあります。ちなみに、他の香酸柑橘には、ゆずやライムなどがあります。
レモンの原産地は、インド北部のヒマラヤになります。樹高は3mにもなり、枝には棘が存在します。葉は濃緑色で、厚みがある菱形または楕円形、葉の縁は、鋸歯状になっています。つぼみは紫色で、5枚の花弁からなる白色またはピンク色の花を咲かせ、花からは強い香りが発せられます。レモンの花は、日本においては初夏に咲きますが、適切な地域ならば、本来四季咲き性ですので、春から秋までと長期間咲きます。
果実自体は、ラグビーボールのような形をしていて、先端に乳頭と呼ばれる突起があります。果実の外見の色は、最初緑色をしていますが、熟すと鮮やかな黄色、いわゆるレモン色になります。だいたい5mmから6mmぐらいの厚い皮を持っており、ミカンのように素手では簡単に剥くことはできません。
味的には酸味や香りが強く、糖分は少ないものとなっていて、果実内にはビタミンCを豊富に含んでいますので、風邪の予防や美容に対して効果があると言われています。