ここではレモンと同じミカン科の植物であるシークヮーサーについて説明させて頂きます。
シークヮーサーとは、ミカン科・ミカン属の常緑低木またはその果実のことを言います。和名では、ヒラミレモンと呼ばれているようです。沖縄北部にある密林地帯ヤンバルに自生し、北は奄美から南は台湾までに分布しています。日本での主な栽培地は、沖縄県の大宜味村になります。
樹高はだいたい5mぐらいになり、4月頃になると、直径3cmぐらいの白い花を咲かせるようになります。その後、実った果実は、成熟してくると青色からオレンジ色に変わり、直径4cmぐらいの少し平べったい普通のミカンのような果実になります。ちなみに青切りと言って未成熟の青いまま収穫する場合もあります。
成熟した果実の味は、やはりミカンのように甘みがあり、果皮もすぐに剥けるのでそのまま食べることができ、ジュースなどにも加工されて利用されます。また、青切りしたものは、そのままでは酸味が強すぎて食べることができないので、ポン酢のように、刺身や焼き魚、から揚げにかけたり、酢の物などに利用されるようです。他には、飲み物にも果汁が利用され、シークヮーサー果汁の入った缶チューハイなどが市販されています。
シークヮーサーには、ビタミンCやビタミンB1、クエン酸、ノビレチレンなどが多く含まれており、栄養価が高いと言われています。中でもノビレチレンと呼ばれるフラボノイドの一種には、ガンを抑える効果があると言われており、有用な機能性食品になると期待されているようです。