ここでは、レモンと同じミカン科の植物、ダイダイについて説明させて頂きます。
ダイダイとは、ミカン科・ミカン属の常緑小高木、またはその果実のことを言います。他には、ビターオレンジやサワーオレンジなどとも呼ばれているようです。原産地は、インド北東部と言われていて、日本へは中国から伝わりました。日本での主な生産地には、静岡県や和歌山県、鹿児島県などがあります。
ダイダイの樹高は、だいたい4mから5mぐらいにまでなるようで、枝にはトゲがあり、夏の初めには白い花が咲き、冬には成熟期になり、青い果実を実らせます。果実の色は徐々に、青色から名前の通り橙色になりますが、ダイダイの果実は冬を過ぎても木から落ちることはないので、次の年の夏には、また青色に戻ります。ちなみに果実はそのまま放置していても、2年から3年はずっと枝についているようです。
ダイダイの果実は、だいたい150gぐらいの重さで、味的には、酸味が強すぎるので、直接食べることは難しいようですが、刺身や鍋、焼き魚などに、果汁が利用されます。また果肉や果皮は、マーマレードや漢方薬の材料として加工され、利用されているようです。
他には、食べるための用途ではありませんが、縁起物として、正月などの飾りとしても利用されます。ダイダイの果実は中々落ちることがありませんので、1つの木に何代もの果実が同居することになります。これを長寿の家族となぞらえて、縁起が良いという理由から縁起物として利用されるようです。