ここではレモンと同じミカン科の植物、サンショウ(山椒)について説明させて頂きます。
サンショウとは、ミカン科サンショウ属の落葉低木、またはその果実のこと指し、別名はハジカミと呼ばれています。原産地は主に、中国の南西部や日本で、日本では古くから漢方としての効果を持っていることが知られており、日本を代表する香辛料の1つでもあります。
樹高は、だいたい1mから3mぐらいで、大きいものは5mにもなり、葉の1枚1枚は小さく、枝には鋭いトゲが存在します。だいたい4月から5月頃には、直径5mmほどの黄緑色の花が咲き、夏ごろに緑色で直径5mm程度の果実が実ります。この果実は、9月から10月頃には、赤く成熟し、弾けて中に入っていた黒い種子が出てきます。
果実の実の部分には、香辛料としての香り成分や辛味成分は含まれておらず、果皮の部分に含まれています。利用方法としては、主に香辛料として利用され、うなぎの蒲焼や懐石料理などの香味付けや辛味付け、彩りなどに使用されます。
トゲが存在する山椒は一般的に知られているサンショウなのですが、サンショウの種類には、もう1つあって、トゲがないものもあります。このサンショウを朝倉山椒と言い、この朝倉山椒は、普通のものよりも、香りが強く、食べてもそこまで辛味が残らないために、高級な料亭などの料理に利用されています。
また、サンショウを摂取することで、冷え性の改善や食欲増進、発汗作用、胃もたれや消化不良の改善などの効果を得ることができるようです。