ここではレモンと同じミカン科の植物、ユズについて説明させて頂きます。
ユズとは、ホンユズとも呼ばれるミカン科・ミカン属の常緑小高木またはその果実のことを言います。原産地は中国揚子江上流域で、日本には奈良時代または飛鳥時代に伝わったという古い記録があるようです。他のミカン類と比較して、寒さに強く、各地で栽培されており、日本が生産量と消費量においてトップと言われています。日本での主な栽培地は、高知県と徳島県で、日本での栽培量の70パーセントをしめています。
ユズの木の枝には、鋭いトゲがあり、だいたい5月から6月頃に、5花弁の小さな花が咲きます。収穫は、夏頃から晩秋または初冬にかけて行われます。ちなみにユズは、ユズの大バカ16年と言われるほど、普通に育てると実がなるまでに10数年もかかってしまいますので、時間を短縮させ数年で収穫できるように、カラタチという柑橘類に接ぎ木させることが多々あるようです。
果実は、表面がデコボコしており、味的には、酸味が強く、香りは強い爽やかな香りがします。そのために、日本料理の調味料やコショウとして使われたり、ジャムなどにも使用されることがあります。他には、菖蒲湯のように、果皮を風呂の中に入れ、ユズ湯として楽しんだり、香水などにも使われるようになってきたようです。
ユズには、ビタミンC・Pやカルシウムなどのミネラル、クエン酸などの有機酸などが多く含まれていますので、風邪予防や疲労回復、美容効果、整腸効果などがあります。