ここでは、レモンと同じミカン科であるキンカンについて説明させて頂きたいと思います。
キンカンとは、ミカン科・キンカン属の常緑低木の総称で、別名、キンキツ(金橘)とも呼ばれており、原産地は中国になっています。キンカンは、樹高がだいたい2mぐらいになり、葉は楕円形で厚みがあり、長さはだいたい6cmぐらい、つき方は互生になっています。また枝の分岐が多く、若い枝には短い棘がある場合があります。夏から秋頃に、白い5花弁の小さな花を数回つけます。
花が咲いた後に、ミカンを小型にしたようなだいたい直径2cmぐらいの緑色の果実をつけます。ただし初夏につけた花は実らないことも多いようです。実ったものは、秋から冬にかけて黄色またはオレンジ色に熟してきます。果実は、果皮ごと食べることができ、味的に、果皮には苦味と甘みがあり、果肉は酸味が強いようです。主な利用方法としては、そのまま果皮ごと食べたり、皮ごと茹て、甘露煮や砂糖煮にしたり、他にはドライフルーツやマーマレードに使用されたりもします。
キンカンの果皮には、フラボノイドやビタミンCが豊富に含まれており、また果物の中では珍しくカルシウムも含まれていますので、キンカンを丸ごと食べることによって、風邪などを予防・防止することができますし、骨粗鬆症の予防にも効果があります。その他に含まれている栄養素としては、ビタミンEやビタミンB1、食物繊維なども含まれているので、果皮ごと食べると栄養満点です。